ダンス部が4月5日、國立臺北藝術大學(台湾)×天理大学創作ダンス部国際交流ダンス公演に友情出演しました。
作品は武藤光由さん(体育学部3年、光ケ丘女子)作?演出の「エアロックアウト」。
「エアロックアウト」は自身の生き方について問い直すことをテーマとした作品です。エアロックは、宇宙船で空気圧によって密閉空間を作るという意味ですが、SNSでの匿名化や顔の見えない発言などは、自分の身体をエアロックで守り、責任から逃れ、隠れて生き、いつしか自分を見失って待っている状態と同じ。作品では、そんな私の生き方は、エアロックアウト(宇宙に投げ出されること)されることによって、宇宙のゴミと同然だと、気づいていきます。
ダンス部は、部員3名が2月、台湾ダンスキャンプに参加しました。キャンプは、日本と台湾の学生が選出され、ダンスキャンプや公演を通じて行うもので、国立臺北藝術大學で1週間、現地の学生とともに、舞踊専攻の授業を受け、創作作品を見せ合い、作品をブラッシュアップし、4月に日本で上演します。「エアロックアウト」もキャンプで練り上げられました。
5日に奈良県天理市のなら歴史芸術文化村で開催された公演では、國立臺北藝術大學舞踊学部から4作品、天理大学創作ダンス部から3作品、大阪体育大学ダンス部から1作品が上演されました。大体大は、武藤さんとともに、荒智太郎さん(体育4年、芦屋学園)、山本夏未さん(体育3年、至学館)が演じ、盛んな拍手を浴びました。
ダンス部は今年の主な活動として、関西学生舞踊連盟発表会(4月27日)、All Japan Dance Festival(Kobe)(8月)、アーティスティックムーブメントin TOYAMA(9月)、第50回ダンス部単独公演(10月)などを予定しています。
監督の白井麻子教授(舞踊学?身体表現)は「ダンスを仲間とともに踊ることの楽しさを大切にし、そのダンスを通して、見てくださる方々に元気や感動を届けたい。ダンスを牽引するリーダーの育成、そしてプロフェッショナルとして活躍できるダンサーの育成にも力を注いでいきたい」と話しています。
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