シンガポール研修は国際交流センターの主催で9月1~8日に行われ、スポーツ科学?体育、教育の各学部の1~3年生15名が参加しました。プログラムは、本学と昨年に交流協定を結んだNanyang Polytechnic (NYP、南洋理工学院)でのスポーツ?文化交流がメーンで、本学卒業生で原田宗彦学長のゼミで学んだ難波修二郎さんがCEO(最高経営責任者)を務めるプロサッカーチーム「アルビレックス新潟シンガポール」の訪問なども組み込まれました。
研修は、初日の自由行動の後、2、3日目は南洋理工学院でのスポーツ?文化交流、4日目はアルビレックス新潟シンガポールでの施設見学と地元企業訪問、5日目は地元の学校訪問とスポーツ施設見学、6日目は南洋工科大学訪問と国立スタジアムなどスポーツ施設見学が実施されました。
報告会では、学生が交代で、プログラムの概要やシンガポールと日本の違い、NYP、プログラムの詳細などを参加した教員らに説明しました。研修で学んだこととして西坂昇栄さん(スポーツ科学部1年?硬式野球部男子、大阪体育大学浪商高校出身)は「NYPでできた親友は『勉強とサッカー以外は寝るだけ』と言っていて、彼は全力で生きていると感じた。『日本に留学したいが、兵役があるので行けるかどうか分からない』と聞き、恵まれている自分はもっと全力で生きないといけないと思った」、桒原その子さん(体育学部3年?軟式野球部女子、和歌山北高校出身)は「シンガポールの学生とは、スポーツをすることで言葉は通じなくても心は通じ、スポーツの素晴らしさを感じた。研修の1週間は、なぜ自分が体大でスポーツを学んでいるのかを改めて感じる日々となった」と話していました。
最後に、谷口猛亮さん(体育学部3年、都島工業高校出身)が在学生に伝えたいこととして、「いろいろなことを経験して価値観を広げる」「チャンスは自分から行動しないと得られない」などと訴えました。